W212 1800ccターボ 次にオイル漏れの修理に入ります
アンダーカバーを外しますと左側がかなり多く見られます
狭くて見えにくいですが、セルモーターのさらに上のあたりに漏れがあるようです
セルモーターの上にはオイルエレメントケースがあります
パーツの名称はオイルクーラーとなっていて、ケースの中をエンジンオイルとクーラントが循環しています
インマニ分解
邪魔なパーツをいろいろ外し、オイルエレメントケースを外します
外すときにエンジンオイルとクーラントが大量に出るので、あらかじめ抜いておきます
ガスケットがかなり劣化しています
ガスケットを交換
オイルエレメントケースは部品で7万円以上するので、今回はお客様了承でガスケットのみ交換にします
パーツがプラスチック製なので基本的に交換を推奨します
各部組付け
完成
ですが、納車後 数週間したらまたオイル漏れがはじまりました
アンダーカバーを外します
今度はエンジンの右側が漏れ出しました
狭くて見えにくいですが、オルタネーターのさらに上のあたりに漏れがあるようです
ダイナモの上にはタービンのオイルINパイプとオイルリターンパイプがあります
それと一緒にクーラントのタービン冷却パイプのINとOUTがあります
クーラントのパイプを外すとクーラントが大量に出るので、あらかじめ抜いておきます
オイルリターンパイプを先に抜いておくと そこの穴からクーラントがオイルパンに侵入してしまうので、別々で作業します
新品のOリング・バンジョウワッシャー・ガスケットを各部交換します
オイルINのOリングは劣化で固くなり、はがすときに割れました
今回のオイル漏れの原因はリターンパイプのオイルパンにささるブッシュの様です
作業終了
納車します
2週間後、漏れ点検(通勤に使用している車両)
アンダーカバーに漏れ跡が無くなりました
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